源氏物語絵巻 源氏絵

長編で複雑な源氏物語、古文に慣れていた昔の人と言えど読み見通すのは難しかったのでしょう。分かり易く伝える手立てとして絵巻物とか絵入りダイジェスト版とかが一杯作られています。

有名な「国宝源氏物語絵巻」がその始め、現存しているものは数少ないが名古屋の徳川美術館&世田谷の五島美術館に所蔵されています。→青玉さんも式部さんも何度も見られたのだと思います、この私出不精でまだ見てないのです、何たる怠慢でしょうか。

この国宝源氏物語絵巻(白河法皇と待賢門院璋子が作らせたという説面白いと思います)の後も色々な絵巻・源氏絵が手を変え品を変え描かれています。

以下NHKBSアーカイブス「源氏物語 一千年の旅~2500枚の源氏絵の謎」を見てのまとめです。
源氏物語が貴族→戦国武将→徳川将軍家→江戸町民層と広まっていったことがよく分かります。

 ・戦国武将大内義興は都文化に憧れ三条西実隆に源氏物語絵巻を作らせた
 ・織田信長は上杉謙信に源氏物語屏風絵を進呈した(権力誇示)
 ・豊臣秀吉も源氏物語の講義を受け必死に勉強した(勉強メモが残っている)
 ・徳川家康は源氏物語を徳川家に取り込み初音の巻を朗読させ、豪華調度品を作らせた
 ・これに対抗し後水尾天皇は光源氏を見下したような源氏絵を作らせた
 ・偽紫田舎源氏でパロデイ化され歌川国貞の春画バージョンも作られた(裏に隠れて)
 ・明治時代~戦前は源氏物語受難の時
 ・現代では様々な漫画バージョン・変化球バージョンが出ている
 ・「あさきゆめみし」はその最たるもの

何かまとまりがなくすみません。言いたいことは分かっていただけると思います。

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源氏物語絵巻 源氏絵 への4件のフィードバック

  1. 青玉 のコメント:

    徳川美術館では国宝 源氏物語絵巻が今年も11月17日~25日まで特別公開されます。今年の展示は「柏木ニ」と「早蕨」ニ作品の原本です。
    年に一度短期間でニ作品ずつ企画展示される貴重なチャンスです。

    他にも源氏関連では「大垣市守屋多々志美術館」~源氏物語と王朝の雅~として54帖が扇面に描かれた日本画が公開されます。

    徳川美術館には是非足を運びたいと思っています。
    庭園も素敵な美術館です。

    • 清々爺 のコメント:

      情報ありがとうございます。徳川美術館、いいですね。

      現存してる国宝源氏物語絵巻トータル20の内15点が徳川美術館所蔵とのこと。
      1年に短期間2つづつですか。何でですかね。そんな出し惜しみせず全部常設で見せてくれればいいのにね。まさか商売第一に考えてるとは思わないのですが。。

      大垣市のもよさそうですね。中京文化圏は程度高いですね。

      • 青玉 のコメント:

        徳川美術館のH・Pによればこの絵巻は制作されてから900年近い年月を経た脆弱な作品で長期間の展示は難しく毎年、ニ場面のみ展示されるそうです。
        ただし昨年は東京芸大が7年間にわたって源氏物語絵巻の模写に取り組んだ作品を一挙公開した記念に合わせてⅡ期にわたりニ場面を入れ替えて展示されたそうです。
        私は見逃しましたが毎年通えば全作品が鑑賞できるということです。

        • 清々爺 のコメント:

          ありがとうございます。
          そういうことなんですか。失礼しました。確かに大事なもので末代まで引き継がねばなりませんからね。少しづつでもお目にかかれるのを幸とせねばいけませんね。

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